秋田県認知症疾患医療センター
1.医療情報取得加算
当院はマイナ保険証の利用や問診票等を通じて、患者さんの薬剤情報、診療情報、特定健診情報等、診療に必要な情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めている医療機関(医療情報取得加算の算定医療機関)です。国が定めた診療報酬要件に従い、下記のとおり診療報酬を算定します。
①施設基準を満たす医療機関で初診を行った場合 ・・・ 1点
②施設基準を満たす医療機関で再診を行った場合 ・・・ 1点 ※3ヶ月に1回に限る
2.後発医薬品使用体制加算
当院では、入院時の後発医薬品使用体制加算2を算定しており、積極的に後発医薬品(ジェネリック医薬品)を採用しております。
昨今、製薬会社が製造するお薬に遅れや出荷停止が生じており、全国的に医薬品の供給不足が発生し、普段と同様のお薬の仕入れが困難な状況となっています。継続的な治療を最優先とさせていただくため、その際は入荷可能で合った同じ有効成分のお薬に変更し、投薬をさせていただきます。
いつものお薬と色や形、外観、メーカー名等異なる場合がありますが、効能は同様となりますので、安心して服用いただけます。
3.一般名処方加算
当院の院外処方箋は「一般名処方」に対応しています。
一般名処方とは
①処方箋には調剤される医薬品が記載されていますが、一般名で記載して処方することを
一般名処方といいます
②一般名とはお薬の有効成分名称のことで、厚生労働省が示している記載方法に準じて
【般】+「一般名」+「剤形」+「含量」で記載されます。
例) 【般】◯◯◯錠 10mg
一般名処方のメリット
「一般名処方」で記載された処方箋では、有効成分が同一である医薬品が複数あれば先発医薬品でもジェネリック医薬品でも、院外薬局で薬剤師と相談して選ぶことができます。
ジェネリック医薬品は先発医薬品よりも価格を安くすることができるため、患者様の負担軽減や国の医療費の節減につながります。
4.医療DX推進体制整備加算
当院は、医療DXを通じた質の高い診療提供を目指しております。
●オンライン請求を行っております。
●オンライン資格確認等システムにより取得した医療情報を、診察室で閲覧又は活用して診療できる体制を実施しております。
●マイナ保険証利用を促進するなど、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでおります。
●電子処方箋の発行や電子カルテ共有サービスなどの取組を実施してまいります。(※今後導入を予定しております。) 同様の内容を院内にも掲示しております。